おしゃれと。

【新潟県新潟市中央区】

どうしてもおいしいものが食べたくなったら。【Za’atar】

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最近はビストロと称するお店はとても多いが、フランスのように、しっかり食事ができるビストロは実はなかなか少ない。 

そんな中、通い詰めているのがこの店。 
開店は2020年10月、新型ウイルス禍のさなかのオープン。 
それだけでも相当変わっていると思うが、ワインはレバノンやアルメニアなど中東や東欧が中心という、ちょっと他にはないビストロ。 

こんな店に出逢ってしまうと、なかなかヨソには行けなくなるというのが正直なところ。 

中東や東欧のワインが揃う
個性的なビストロ

この店に来たら、まずはワイン。
レバノンやアルメニア、ジョージア、エジプトなど東欧や中東などを中心に、リストには飲んだことのない国のワインがずらりと並ぶ。
見知らぬ異国を想像しながらその国のワインが飲めるのは、すごく楽しい。
なによりボスニア・ヘルツェゴビナのワインなんて多分新潟ではここでしか飲めないと思う。

グラスワインは1杯770円〜。ワインはその時々で変わる。
しかも、スパークリングも同じ値段というから驚く。
安すぎじゃないか?と聞いても「いや、こんなもんでしょう」と涼しい顔で言う店主。

『グラスワインがうまい店はまず間違いない』というのは本当です。

フレンチをベースにスパイスをきかせた料理
ここは1次会でごはんを食べに行くのが賢い

ワインに絶妙な料理の数々は、フレンチをベースにスパイスやハーブを駆使した店主のオリジナル。
店主の小潟さんはもともとがフレンチの料理人。
聞けば大学卒業後、ロシア料理店でのアルバイトをきっかけにフレンチの道へ。星付きからビストロまで渡り歩き、東欧や中東、南米までひとりで食べてまわり、2020年に地元の新潟に戻って店を開いたとか。

その小潟さんの料理が、すこぶるうまい。
パンから前菜、メイン、デザートまで、それぞれ素材を生かし丁寧に作られているのはもちろん、どれも意外な驚きに満ちている。
料理も接客も全て小潟さんがひとりでやるため、この店はメニュー数は決して多くないが、どれも食いしん坊の興味を「そそる」メニューばかりなのが困る。

だから『今日はどんなワインと料理が食べられるか』と通ってしまうわけです。

店主に聞いた、「この料理ならこのワインがおすすめ」

メニューは日によって変わる。デザートも格別なのでおすすめ。自家製パンも絶品

店主が厳選した異国のワインと、それに合わせて作るスパイスのきいた料理のこのお店。
ところでワインと料理、一体どちらが主役なのか?と聞いたところ、基本は「ワイン」で、それに合う料理を作っているとか。

「2次会でワインを飲みにくるんじゃなく、うちは1次会でごはんを食べに来て欲しい」という店主に、おすすめ料理とそれに合うワインをいくつか聞いてみたので、ここでほんの少しご紹介。

ただし、店主1人でやっているお店ゆえ、素材がなくなれば早じまいの日もある。ひとりでふらっと行ったはいいが、『あ、今日はもう終わりなんで』といわれることもある。そのためひとりでも、行くなら早い時間で予約をいれるのがベストです。

《おまけ》
店主の小潟さんに聞いた、この料理にはこのワイン

その❶『カスレ』×トゥブルドシュ・ブラナツ(ボスニア・ヘルツェゴビナ/赤・¥6100)

「カスレ」はフランス南西部ラングドッグ地方の伝統的な郷土料理。汁気の少ない田舎風の煮込み料理で、地域によって違いがあるが、こちらの店では豚肉、豚足、鴨肉、ソーセージ、白インゲン豆を使用。合わせるワインは「トゥブルドシュ・ブラナツ」。ボスニア・ヘルツェゴビナの土着品種「ブラナツ」を100%使用した修道院の赤ワインで、ドライフルーツや赤い果実の風味が特徴のバランスの良いワイン。

その❷冷製サバのビネガー煮×ハイランドセラーズ・クール・ホワイト」(アルメニア/白・¥5100)

フランス版シメ鯖、といった料理。鯖のアラで取った出汁で煮るので、煮こごる。振りかかっているのはスーマックという日本の「ゆかり」のような味のスパイス。このスパイスとハーブと一緒に食べると「サバは苦手」な自分も「うまい!!!」と驚愕でした。で、この料理おすすめはアルメニアの土着品種「ヴォスケハット」100%で作られた白ワイン。白い花や洋梨の香りがたまりません。

 

……と、こんな原稿を書いていると、また食べに行きたくなる罪な店です。

店舗情報

ZA’ATAR ザータル
tel/025-211-8630
住所/新潟市中央区西堀前通9番町1533
営業時間/18時〜23時
定休日/日曜
席料/1人330円
HP/https://www.zaatar.jp

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間仁田 眞澄 Masumi Manita
この記事を書いた人

編集プロダクション株式会社プレッセプレッセ代表。企画編集、取材、ライター業、書籍に広告なんでもやる「サメ」。シングルマザーで独立し、編集集団プレッセプレッセを設立。元・月刊キャレル編集長。

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