個性豊かな芸術の春を満喫！　お出かけしたくなる春。新生活を迎える人も多い春。休日は芸術に触れる小旅行へ。

収蔵作品展『春色、夏色』

　　　　　　　　　　　郷倉和子「春陽」

　　　　　　　　　　福田壮一「楽園Ⅱ」

知足美術館の多くの収蔵品の中から、今回のテーマは「春色、夏色」。春から夏の初めを彩る花々や、季節の移ろいを描いた日本画や洋画をピックアップ。約40点展示するというので見応えたっぷりです。

展示会ポスターで紹介されているのは、胡蝶蘭の周りで飛び回る野鳥を描いた郷倉和子の「春陽」と地中海の街並みが美しい福田壮一の「楽園Ⅱ」。

絵画の中でも春と夏を楽しんでみてはいかがですか？

知足美術館

TEL／025-281-2001

開催期間／2024年3月18日(月)～5月23日(木)

開館時間／10時～17時

休館日／日曜、祝日※GWの祝日は休館

料金／一般500円、中学生以下無料

住所／新潟市中央区新光町10-2 技術士センタービル別棟2F

『ホキ美術館名品展　究極の超写実絵画』

三重野慶《信じてる》2016年 油彩

展示されているのはすべて絵画と聞いて、えぇーっと驚くのだ。世界で初めての写実絵画専門の美術館としてオープンした千葉市にあるホキ美術館から厳選した所蔵品の数々を新潟市新津美術館で紹介しています。

野田弘志や森本草介といった有名作家の作品はもちろん、島村信之や小尾修などのホキ美術館の代表所蔵作家の新作などが勢ぞろい。写真と見まごう多彩な絵画62作品は実に見応えあり。写実絵画の奥深い世界をこの機会にぜひ！

新潟市新津美術館

TEL／0250-25-1300

開催期間／2024年3月20日(水・祝)～5月16日(木)

開館時間／10時～17時　※券売は16時30分まで

定休日／4月1日(月)、8日(月)、15日(月)、22日(月)、5月7日(火)

料金／一般1,200円(1,000円)、大学・高校生800円(600円)、中学生以下無料　※（）内は20名以上の団体料金　

住所／新潟市秋葉区蒲ヶ沢109番地1

『後藤充展　色見本‐階層』

「色見本‐階層」2023年アクリル・油彩／キャンバス54×46cm

新潟市で生まれ、現在長岡市在住の写真家でありアーティスト・美術家としても活動を続ける後藤充さん。独自の平面抽象世界を作り出した作品の数々に目を奪われます。

1984年ヨーゼフ・ボイスが来日した際は、東京藝術大学で行った300人との公開対話集会で実行委員長をつとめました。これまでも数々の個展を開催してきましたが、風情ある新潟絵屋での展示もまた楽しみです。

新潟絵屋

TEL／025-222-6888

開催期間／2024年4月2日(火)～4月15日(月)

開館時間／11時～18時※最終日は17時まで

定休日／期間中なし

住所／新潟市中央区上大川前通10番町1864

『新井三呼展　-OIL SPIRIT-』

　　新井三呼「2022‐2 oil on canvas」

日常から遮断した状態で、自然に手が動くままに描くという新井三呼さん。どの色を使うかも直感のままという。この先どう描こうか？と思ったら筆を置き、あえて作品に題名をつけないのは、「見る人の絵になってほしい」からとか。

実は多摩美術大学を卒業後、佐藤美紀、新井美紀の名で新潟を拠点として作品作りをしていたことも。お待ちかねの新潟での個展、お楽しみに。

文学と美術のライブラリー 游文舎

TEL／0257-32-1238

開館期間／2024年4月6日(土)～4月14日(日)

開館時間／10時～17時

定休日／4月8日(月)

住所／柏崎市穂波町1-25 穂波第2ビル２F

『アーティストたちの眠れる宝物＆小作品展』

こちらはカフェに併設するギャラリー。木のぬくもりにあふれる空間でのんびりアート鑑賞が楽しめると人気です。4月21日(日)～4月28日(日)まで開催されるのが『アーティストたちの眠れる宝物＆小作品展』。

洋服、陶器、ガラスの器、アクセサリーなど、アーティストたちが作品を持ち寄って開催するプリティーマーケットとなり、今回で8回目。毎回大好評で、まさに、おまたせしました！のイベントです。

ギャラリーやまぼうし

TEL／0250-25-1181

開催期間／2024年4月21日(日)～4月28日(日)

開館時間／9時30分～16時　※最終日は15時まで

定休日／水曜

住所／新潟市秋葉区あおば通1-10-9