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Bon Vivant 会員限定イベント『旧家の庭と雪椿を愛でる』開催ご報告

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歴史あるお屋敷と庭と雪椿を満喫

4月14日(日)に開催されたBon Vivant 会員向けイベント『旧家の庭と雪椿を愛でる』会。江戸時代から続く旧家・石井家で行われたイベントでは、国の登録有形文化財にも指定されたお屋敷の歴史に触れ、17代目の当主・石井たきさんが育てる雪椿をはじめとした珍しい花木を愛で、趣のある庭を散策する貴重な会となりました。

この家の17代目当主・石井たきさんは、小学校の教員として定年まで勤務。小さい頃から植物が好きで、樹医の資格を取得し、退職後は樹医として活躍してきました。89歳になられた今も、北方文化博物館や新発田市の清水園の庭を担当。自宅でも花木を育て、特に大好きな雪椿は石井さんが品種改良して楽しんでいるとか。

可憐でしなやかな雪椿に魅了

新潟県の木にもなっている雪椿。「豪雪に耐え、春を待って美しい花を咲かせ、枝はしなやかで折れにくく、まさに新潟県人のよう」と、石井さん。

5000種とも6000種とも言われる雪椿ですが、花や葉、枝ぶりは変化に富んでいて、「これも雪椿?」と思うものがいっぱい。特に石井さんが品種改良した雪椿はどこか繊細で可憐な印象の花が多く、眺めているだけでおだやかな気持ちになりました。

石井家は築200年を超え、明治11年には明治天皇が北陸御巡幸の際には御小休止のために立ち寄られたという名家。趣のある建物に雪椿はよく似合います。

庭の散策に花のお土産まで

しかもこの日は快晴。庭に出て、石井さんから花の話を聞いていると時間はあっという間に過ぎていきます。「庭にある好きな花をお土産にどうぞ」と石井さん。みなさん、好きな花木を抱え「家に帰ったら挿し木にしようかしら」とにっこり。

最後は石井さんが大好きという地元のケーキ屋さんのシュークリームと紅茶で茶話会を。参加者からは「今度は秋の庭を訪ねる会を!」という声が上がり、皆さん、歴史ある旧家とその庭、そして可憐な雪椿や桜を心ゆくまで楽しんでいかれました。

また、会員向けのイベントを企画いたしますので、今回参加できなかった皆さんもぜひご参加くださいね。

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佐山 美好 Miyoshi Sayama
この記事を書いた人

親が転勤族で転居を繰り返した結果、移動好きの旅好きに。予定はぎゅうぎゅうに詰め込み、寄り道も欠かさない。出掛けぬ時は地図を見ながら妄想。20代に雑誌編集業へ転職し、足掛け25年。

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