芸術を堪能できる秋です。東京・日本民藝館で9月5日より開催される「生誕130年　芹沢銈介の世界　The World of Keisuke Serizawa」をご紹介します。芸術を愛でる小旅行はいかがですか。

　　　　　　　　　　　芹沢銈介作「沖縄笠団扇文着物」紬、型染　1960年頃　日本民藝館蔵　

自由な色彩感覚と模様を生む天賦の才に恵まれた染色家・芹沢銈介(せりざわけいすけ　1895～1984)。

身辺の品々や、目に触れ心に留めたものを毎日のようにスケッチしていた芹沢の日常への眼差しに裏打ちされた豊かな模様や図案は、色褪せることなく観る者の心を躍らせます。
また、「本当の美しさがわかっている」と柳宗悦が評した芹沢の蒐集にも注目です。来年生誕130年を迎える芹沢の手と眼の世界を楽しんでみてはいかがですか？

芹沢銈介作　　御滝図のれん　紬、型染　1962年　静岡市立芹沢銈介美術館蔵

日本民藝館

TEL／03-3467-4527

開催期間／2024年9月5日(木)～1 1月20日(水)

開館時間／10時～17時※入館は16時30分まで

休館日／月曜　※祝日の場合は開館し、翌日休館

料金／一般1,200円、大高生700円、中小生200円

住所／東京都目黒区駒場4－3－33　(京王井の頭線駒場)　https://mingeikan.or.jp/information/access/

https://mingeikan.or.jp/